2020-05-20 第201回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
具体的には、世界市場の九割以上を占める結晶シリコン系太陽パネルは、技術が成熟化をして生産工程のモジュール化が進んだことから、生産設備を購入すれば誰でも比較的容易に製造できるようになり、設備投資競争が進んでまいりました。日本企業の地位が低下した背景には、この競争に出おくれたことが大きな要因であると思っております。
具体的には、世界市場の九割以上を占める結晶シリコン系太陽パネルは、技術が成熟化をして生産工程のモジュール化が進んだことから、生産設備を購入すれば誰でも比較的容易に製造できるようになり、設備投資競争が進んでまいりました。日本企業の地位が低下した背景には、この競争に出おくれたことが大きな要因であると思っております。
そして、本来、自由化というのが設備投資競争というのであれば、いかにして設備投資を促進させるか、そしてこういう設備投資を促進するためにやはりインセンティブを与えないといけないと。NCCは、いわゆる競争事業者は、光ファイバーというのをNTTのを借りれば足りるというのではなくて、やはりNCCとしても積極的に設備投資というものをやっていくということが必要だろうと。
○近藤国務大臣 盛田論文の前半は、先生おっしゃったように、我が国企業の過当競争といいますかシェア争いといいますか、そのための設備投資競争、これはまさに事実である。ただ、そのことが現在のような大変強力な日本の経済体質といいますか産業構造をつくり上げてきたということも事実でございますから、私は、盛田論文の前半は正しいし、また、それはそれなりに正当に評価すべきだと思っている一人でございます。
こういういわば事情を背景に特に高度成長期に設備投資競争が非常に激烈にやられておる、そういったもののとがといいますか矛盾がいま表面化している、私はそう思うんであります。ですから、需要が低迷すると設備を縮小し、回復するとこれまた増設、こういう競争を何回も繰り返している。言うならば無政府的にそういうことがやられておる。
合繊メーカー、商社がここに入り込みまして、産元それから機屋の獲得それから設備投資競争、これをいま繰り広げております。川上が川中とか川下をどう自分の手中におさめていくかというふうなことで、高付加価値商品戦略、この中で産地の中に自分の生産力をどう伸ばしていくか、どう自分の生産力を確保するかというふうなことで懸命になっているというのが実態なんです。
何のことはない、結果的には設備投資競争に広がってしまいました。需給もへったくれもない。不均衡による極端な市況の低迷をみずから招くという結果にもなった。しかも先ほど指摘をしたように、糖業に対する商社独占、無節操なまでの資金の投下や株式買収あるいは役員を強力に送り込む、こういったような名実ともに精製糖企業を支配しようという形に今日発展してきた。
しかし、これは銀行家が、あまりにも社会保障が不備なために、みんなを貯蓄に追い込んでおいて、そして自分たちが集めて、これでもって投機資金に融資したり設備投資競争に融資したりというふうなことをやっておる、こういうシステムというのはもう古いわけでありまして、本来近代的な銀行の姿というのは、そんなにやたらにデパート化して預金を集めなくって、設備金融まで全部やって、床の間の前にすわっておる、こういうふうなところはないわけであります
しばしば問題になる過当競争という場合にも、ある程度話し合いをすれば当然独禁法上の問題になると思うのでありますけれども、いわゆる不況カルテルは認めておる、しかし、不況カルテルの原因である過当設備投資競争というものを放置しておいて、不況カルテルを結果として認めるということは、私はどうも片手落ちでないかというような感じがするのですが、そういった問題に関連して、商社の協調みたいなことが考えられるとすれば、それは
すなわち、環境、資源の有限性に着目し、従来の設備投資競争と使い捨ての経済を反省し、浪費をしない、物を大切にする、環境をよごさない経済行為と消費態度を打ち立てなければならないと思います。 そして、豊かな環境の創造、ゆとりのある安定した生活の確保、物価の安定及び国際協調の推進の諸目標を達成するための斉合的かつ具体的政策体系を提示いたしております。
すなわち、環境、資源の有限性に着目し、従来の設備投資競争と使い捨ての経済を反省し、浪費をしない、物を大切にする、環境をよごさない経済行為と消費態度を打ち立てなければならないと思います。 そして、豊かな環境の創造、ゆとりのある安定した生活の確保、物価の安定及び国際協調の推進の諸目標を達成するための斉合的かつ具体的政策体系を提示しております。
(拍手) われわれは、いま、海外からの反響について謙虚に耳を傾けつつ、輸出に秩序をもたらし、輸入の増大と援助の推進につとめまするとともに、資源や環境の有限性に配慮しつつ、設備投資競争と使い捨ての経済から、物を大切にし、浪費をしない、環境をよごさない経済に転換していかなければならないと思います。
(拍手) われわれは、いま静かに海外からの反響について耳を傾けながら、輸出に秩序をもたらし、輸入を増大し、援助の推進につとめるとともに、資源や環境の有限性に配慮いたしながら、設備投資競争と使い捨ての経済から、物を大切にし、浪費をしない、環境をよごさない経済に転換をしなければならないと思います。
んでいくというようなことがやられなくて、むしろキャッシュ・フローが残りますので、これを引き当てにしてまた借金負担をふやしていく、そして企業の財務内容を悪化し、国際競争力をその面では——資本自由化のもとでは、財務内容が悪化しておりますというと、簡単に乗っ取られてしまうような、そういう状況をつくり出してしまうわけでありまして、むしろ払うべき法人税はちゃんと払って、引き締めぎみに設備投資計画を立て、そして非効率な設備投資競争
それは、うんとべらぼうな広告をやったり、交際費を使ったりして下がるべきものが下がらないという品物の種類と、それから、そういうことよりも設備投資競争のほうへどんどんどんどんむだな二重投資、三重投資をやることによって、広告、宣伝よりそっちへ力の行っている産業とあるのです。わが国の場合は、その比重も相当多いのです。
設備投資競争も価格競争も鉄鋼の分野においては資源配分を最適化しないのだという観点で、ほんとうの意味における計画的なコントロールをしなければならない。それがゆがめられておる。それはコントロールのしかたが先ほどから話がありますように、国民と財界の意思決定との間をうまく調整されるのが公的な機能なんですけれども、その国民全体の意識がその意思決定に反映されないような形の官財協調になっておる。
おそらく設備投資競争をいまの体制のままで続けていくとして、そのとき価格がかなり下落いたします。そのときに、もはやお荷物をかかえていけなくなって、かなりの部分を八幡、富士の系列会社から切ってくるだろう。いままで昭和四十年のときにはあぶなかった直前までいきましたけれども、おそらく今度のリセッションを経てこの次のリセッションのときには持ち切れなくなる。
○佐々木参考人 第一の点でございますが、大企業が今度の公定歩合引き下げによって再び設備投資競争に進んでいくかどうかという点でございますが、これは私どもの立場から申し上げるのははなはだいかがかと思いますけれども、先ほどお話がございました点もありまして、大企業としては、この引き締め下におきましてもある程度資金の調達がついたために、自分の考えておる設備投資は、あるいは多少時間のおくれはございましょうが、大体計画
特にそのとき出しました中には、民間のあの設備投資競争というものはやはり鎮静化をさせてもらいたいし、資本の効率化をはかりたい。
これは、なぜそういうことを聞くかというと、私は、今日の設備投資といったようなものについては、産業によっては、国民のいわば零細な郵便貯金であるとか、そういう関係を財源にした、やはり財投なり産投なりという資金が相当注入をされていっておるということを考えてみると、各企業が設備投資競争をやるような状態を何か野放しのような状態に置く、と言ってはある程度言い過ぎかもしれませんが、それに近いような状態にあることは
また、過度の設備投資競争は望ましくないし、不況カルテルの制度そのものは否定しないが、しばしば行なわれることは困る、との答弁がありました。
このために、政府は予算の執行にあたりまして、公債発行の調整をはじめとして、臨機に弾力的な運営をせられるよう望むとともに、また、民間経済界におきましても、再び設備投資競争に走る等のことがないように節度ある態度をもってこれに臨まれんことを希望するのであります。